【開催報告】第73回ええやん朝活読書会『ブックポーカーvol.8』
GWの初日(?)の朝に、約3か月ぶりにブックポーカーを開催しました。
今回は総勢18名という大人数での開催。しかもそのうちは10名はブックポーカー初参戦。
そのため2つのグループに分かれてゲームを実施しました。
そもそもブックポーカーとはどういうゲームかということをあらためて説明しておくと
参加者が持ち寄った本を互いに誰が持ってきたのか推理するというのがゲームの趣旨。
ゲームの流れとしては
1.主催者に持ってきた本をそれぞれ相手に見えないように預ける
2.テーブルにて1人1人簡単にお題にそって持ってきた本を紹介する
3.下の写真のように自由に動き回って、ほかの参加者に質問して持ってきた本を推理するためのヒントを集める。
4.時間がきたら席に戻り、主催者があらかじめ回収した本をランダムに机の上に並べる
5.その並べられた本を眺めながら誰が持ってきた本なのか推理して回答用紙に書き込む
6.答え合わせとして1人ずつ持ってきた本を発表する。他の人は正誤判定と読みたくなった本を考えて回答用紙に記入。
7.持ってきた本を1つ当てるごとに10pt、読みたくなった本に自分の本が選ばれるごとに5pt加点して、合計得点を出す。
そして最も高い点数を獲得した人がチャンピオン
ということです。
基本的には「ええやん!朝活!」では2ゲーム行うので2ゲームの合計得点で競い合います。
なので、いかに自分の本をわからないように紹介するか かつ 相手の本を見分けるヒントとなる質問をぶつけられるか かつ いかに自分の本を読んでもらいたいと思ってもらえるか
という3つのポイントがあるのが読書会やビブリオバトルと違った面白さです。
参加者さんからは
・頭回転させぱなっしで疲れました。
・いかにうまく質問するかという質問力が大切ということがわかりました。
・意外と当たらなくてびっくりしました。
などの読書会ではあまり聞かない感想が多くありました。
特に初参加の方から多かったのが
「参加するまでどういった本を持っていけばよいのかがわからなかった」
という感想だったのですが、これについてはわたし自身そこまで気にする必要はないかなと思っております。
というのも「みんなが知っている本」=「わかりやすい」というわけではなく、反対に「みんなが知らない」=「わかりにくい」ということでもないからです。
例えば、今回「君の名は」の小説があったのですが、意外とこれを正答している人は少なかったり。
なので、次回以降参加される方は単純に紹介したいと思っている本であればよいと思います。
(記事の一番最後に持ってきた本の一覧を掲載しておりますのでそちらも参考にどうぞ)
毎度毎度ばたばたしながらではありますが、違った観点で読書の面白さを感じてもらえるのがこのゲームの特徴ですので
まだ参加したことないっていう人は一度遊びに来てください。
また、反対に自分の読書コミュニティでやってみたいけどやり方がという人がいれば、ファシリテートしに行くことも可能かもしれませんので連絡いただしてください。
ということでいつも以上に丁寧な開催報告を行ったのは、
実際にやってみるまで、どんな感じでブックポーカーをやってるのかよくわからない!
という意見が多数あったのでこんな感じで書きました。
それでもわからないものはわからないと思うのでやっぱり実際にゲームしに来てくださいね!お待ちしております!
special thanks
参加者のいさおさんがゲーム中に美味しい紅茶をふるまってくれました。ありがとうございました!
今回紹介された本たち
<第1ゲーム>
♪最も読まれたくなった本♪「たったそれだけ」宮下奈都
「月と六ペンス」サマセット モーム
「夜行」森見登美彦
「母親力 息子を「メシが食える男」に育てる」森 昌子
「手のひらの京」 綿矢 りさ
「本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方」堀江 貴文
「黒蜥蜴」江戸川 乱歩
「マダム・プティ」高尾滋
「砂の王国」荻原浩
「海辺のカフカ」村上 春樹
「シークレット・レース―ツール・ド・フランスの知られざる内幕」ハミルトン,タイラー、 コイル,ダニエル
「クォンタム・ファミリーズ」東 浩紀
「風が強く吹いている」三浦しをん
「強く生きる言葉」岡本太郎
「はじめてのルーヴル」中野京子
「文鳥・夢十夜」夏目漱石
<第2ゲーム>
♪最も読まれたくなった本♪「茶の本」岡倉 覚三
「芽むしり仔撃ち」大江 健三郎
「まちづくり デッドライン」木下 斉
「こころのヨーガ」赤根 彰子
「超ソロ社会 「独身大国・日本」の衝撃 」荒川 和久
「ドラえもんのことば」横山泰行
「翔んで埼玉」魔夜峰央
「最新!SPI3完全版」柳本 新二
「そこのみにて光輝く」佐藤泰志
「君の名は」新海誠
「暗黒ディズニー入門」高橋ヨシキ
「辞書になった男 ケンボー先生と山田先生」佐々木 健一
「昭和元禄落語心」雲田はるこ
「まほろ駅前多田便利軒」三浦 しをん
「100の思考実験: あなたはどこまで考えられるか」ジュリアン バジーニ、 河井美咲
「ボローニャの吐息」内田洋子
「老人と海」ヘミング・ウェイ
アドセンス審査用1
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