参加レポートvol.77『東京小説読書会』
「読書会は多くあるけれども小説をメインに扱う読書会って少ないよなあ」
という想いからはじまった読書会がこちら
「東京小説読書会」
です。
Uranoさんとhajimeさんの小説好きのお二人で主催されています。
普段は土曜日の朝にカフェで開催しているそうなのですが、
私が参加した時は人数が多いということで築地のイタリアン
で行われました。
最終的に集まったのは主催の2人含め9名、男女比は半々くらい。
形式としては1冊の小説を語り合う「課題本形式」
と
好きな小説を語りあう「フリー紹介形式」
の2パターンありますがわたしが参加したときは後者。
自己紹介をした後に、1人1冊ずつ持ってきた本を紹介し、
それについてフリートークするという一般的なパターン。
小説好きの読書会ということで純文学のような「いかにも」小説
みたいなものが多く紹介されるのだろうかと思っておりましたが、
そのようなことはなくエンタメ小説、ライトな小説も紹介され
肩ひじはることなく気軽に参加できました。
ちなみにUranoさんによると
純文学というのは
「いつ」「どこで」「誰が」「何を」
のどれかが具体的に描かれていないものが
多いそうです。
これは新たな発見でした。
そして、会の最後にはそれぞれ持ち寄った本についての
おすすめポイントについてのPOPをそれぞれ作成します。
それはホームページの開催報告に一覧としてアップしていただけます。
なので、参加していない方もどんな感じの小説が紹介されていたか
のぞいてみても面白いかもしれません。
また、こちらの読書会では直木賞と芥川賞の発表前に
毎年2回、芥川&直木賞の受賞作品のノミネート作品を読み比べて、予想する「芥川&直木賞カフェ」
も開催されておりますので、ぜひ小説好きな方はこちらにも参加してみてはいかがでしょうか。
今日の1冊
「逃げ道」フランソワーズ サガン
紹介者さんがここ10年で1番面白かったという小説。
第二次世界大戦中にドイツ軍の侵攻により、パリから田園都市へ逃げることになった4人の貴族の物語。
今まで知らなかった世界に身をおくことで新たな自分を発見していきます。
そして、衝撃のラストが待っているというなんとも気になる1冊です。
読書会データ
【形式】 フリー紹介型
【主催】Uranoさん、Hajimeさん
【日時(開催頻度)】月1回土曜日10:00-12:00
【開催場所】築地・茅場町付近のカフェ・レストラン
【参加費 飲食物の有無】飲食費実費
【人数】7名前後
【参加方法】
公式HPより
アドセンス審査用1
アドセンス審査用1
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