【開催報告】第95回ええやん朝活読書会<テーマ：出会いと別れの交換会2018>

3月半ばの天気の良い土曜日の朝にええやん朝活読書会を開催いたしました。

今回の読書会のテーマは

「出会いと別れの交換会2018」

としてええやん朝活では3回目となる本の交換会形式で行いました。

なお、毎年この時期に本の交換会形式をするのですがなぜか人の集まりが悪いです(笑)

この時期は皆さん忙しいのか。はたまた本の交換会をしたくないだけなのか・・・

それでも今年は初参加者1名含む11名の方が参加してくださいました。

さて、ええやん朝活で行っている本の交換会は世間一般で行われているような交換会とは一味違います。

端的にいうと本を見せ合わずに互いの本の感想だけを聞いてどの本と交換したいかを選びます！

よく意味が分からないですよね苦笑

ということで簡単に順を追って説明。

１．まずはA4の画用紙にそれぞれが持ってきた本についてのPOPを作成します。

このPOPには何を書いてもよいですが本の名前、作者名等は書いてはいけません。

皆さん真剣に書いてくださっております。

(実際の完成したPOPは記事の最後に）

２.そのPOPをもとに持ってきた本を順に紹介しあいます。

ここは通常版の読書会と同じですね。

プレゼン→質疑応答という流れ。

ただ、ここでも本は見せませんし、タイトルや作者名に関する発言はNGです。

ここはブックポーカーに近いものもあり、段々と何の本を持ってきたのか当てたくなってくる人もいます(笑)

それが目的ではなく、どの本を自分は読みたいかを決めるのが目的ですよ。

３．POPとプレゼンの内容からほしい本を一冊選ぶ。

さあ、これが運命の瞬間。

一番欲しい本を１冊選択します。

みんなで同時にほしい本のPOPに向けて指さして、誰も被っていなければそのままその本を獲得。

他の人と重なったときはじゃんけんで勝った人が獲得。

そして１巡目で本を獲得できなかった人たちで残っている本の中から再びほしいものを指名という

いわゆる仁義なきドラフト方式です！(笑)

なお、主催陣も参加者に譲るなどはなく本気でじゃんけんしました(笑)

（そして勝つという空気の読めなさ苦笑）

４.実際と本とご対面、交換へ

ここで１冊ずつ初めて本とご対面。

知っている本だったり、全く知らない本だったり。

獲得した本が何度も読んだことあるっていう方もいらっしゃいました。

作者や本の装丁に影響されず、人からの２次情報だけで本を選ぶと

今あなたが本当に読みたい本に出会えるのではという想いがこの交換会にはあります。

なので、そういった意味でも一度読んだことある本を選択しても今あなたはそういった本を読みたいと思っているのかもしれませんし、また全く意図しない普段手に取らないジャンルの本に出会え、そして手に入れることができる。

そういった意味で普通の交換会では得られない本と体験が得られるのがこの交換会なのです。

参加してくださった方には満足いただける内容になっているので引き続き１年に１回くらいのペースで続けていきたいと思っておりますので、ぜひ次回もたくさんのご参加お待ちしております！

今日紹介された本たち

♪最も読まれたくなった本♪「バッタを倒しにアフリカへ」前野ウルド浩太郎

「ミッドナイト・ジャーナル」本城 雅人

「青い鳥」重松 清

「プチ哲学」佐藤 雅彦

「四万十川―あつよしの夏」笹山 久三

「かわいそうだね?」綿矢 りさ

「FLIP-FLAP」とよ田みのる

「アルジャーノンに花束を」ダニエル・キイス

「下町ロケット」池井戸潤

「幸せの条件」 誉田 哲也

「翼はいつまでも」川上 健一